Takuzi Makino

プロロングボーダー牧野拓滋のブログです

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見てみたいでしょ

2009-01-27-Tue-19:43
2008年10月、JPSAのロングボードツアーの最終戦が宮崎で開催された。
振り返ると話はそれがきっかけだった。
そのコンテストに出場するため、僕は妻と一緒に宮崎へ行っていて、試合前のある日に午前中のサーフィンを終えた後、昼ご飯でも食べにと市内のイオンに向かった。
食事をした後、たまたま入った雑貨屋でいろいろと二人ですごくたくさんのキャラクターのグッヅやらなにやら、とにかくてんこもりの店内でそれをふと発見した。

「1970年代のサーフィンのWAX・中身は使えるかどうか分かりませんが、飾りとしてはいい感じ・・・・」みたいなことが書いてあったはずだ。

商品名は[WHITE BEAR SURF WAX]
ロングボードに乗った男性がライディングしている絵が描かれたパッケージで、日本製だった。そんなWAX今まで聞いたことがないし、70年代のWAXって割には、ロングボードのパッケージもどうも変だな???
と思いながらも、1つお土産にと購入。

良く考えてみると、商品名にBEARって書いてあったのも単純な買った理由のひとつでしたが、大会後に湘南に帰って、宮崎の大会で入賞したトロフィーと一緒にホワイトベアーのWAXを飾ってみんなに見せていたところ、
ショップのユーザーのMさんがそのロゴを見るや
「ホワイトベアーって言ったら、野球のグローブとかに塗るオイルのブランドじゃないか・
俺らの世代で野球やっていた人間なら誰でも知っているぜ」
そんなことがきっかけで、そのホワイトベアーという会社のWEBを見てみたり、古くから波乗りをやっている長老クラスの知り合いの方にお話を聞いたり・・・・
と、ひょんな事で買ってきたWAXの調査がいろいろな人の手助けで自然と始まっていました。

するとそんなホワイトベアーに興味が湧いて止まなかったMさん。
なんとホワイトベアーの会社に直接電話して、話を伺ってくれました。
しかも、相当昔の話になるので、社長さんしかその当時のお話を知っている方がもういらっしゃらないということで、社長さんより当時のお話を伺えたそうです。

僕が覚えている内容はおおよその内容は下記の通り。
ホワイトベアー(白熊印の愛称で知られる)という会社は創業も古く、永くWAX・固形燃料・スポーツ用品のスキーのWAXや野球のロージンバッグなどを作っている日本でも歴史のある有名な企業であるそうです。
サーフィンのWAXは業者からの依頼により日本で初めて作り、1966年から10数年間作っていたそうです。WAXの融点やらなにやらを研究開発し、試行錯誤して商品化にいたったようです。
当時の価格は¥100。輸入物が台頭し始めた70年台終わりから80年代にかけて価格的に対抗できなくなり、製造を中止。残念なことに現在ではもうサーフWAXは作ってはいないそうですが、その後も確か一時マニューバーラインで販売していたサーフィン用のスプレーワックス(ベノム)などの製作もされていたようです。

!!ここで注目すべきはその発売した年代が66年だったこと。「66年ですよ!」1967年になると、ご存知のようにサーフィンの歴史ではショートボード革命で時代はロングボードからどんどん短くなっていきました。
パッケージの表紙がロングボードに乗った男性だということが、購入する時に70年代なのに何故???と思った理由。

そして社長さんのお話ではそのパッケージがアメリカの雑誌から写真を見て真似て描かせた絵だったそうです。
あまり顔が似てしまうと肖像権の侵害に触れると考え、顔はなんとなくぼやかしたそうです。

まとめると
1966年には日本には国産のサーフWAXがもう販売されていた!
そしてこのホワイトベアーのWAXのお話は前年12月発売のNALUのちょっとしたコーナーに取り上げられました。
パッケージの裏に書いてある注意書きなんかがすごく面白いです!
NALUご覧になってください。

さらに面白いことに、そのMさんの友人がそのパッケージを見て、このサーファーはレジェンドサーファーの誰々に似ているとか、違いないとかで、そのモデルが誰なのかということがWAX調査隊(勝手に隊を組みました)の課題となりました。

そこで僕はさらに面白いことを考え、ここハワイにやってきました。

隔年で行っているハワイアイランドビンテージサーフオークション。ランディーラリックさんが主催でやっているのですが、今年の7月に開催されます。
これに出品することで、日本にもそんな古くから国産のサーフワックスがあったことを、そしてまぁどれくらいのプライスがつくとか、そういうことでなく、あまり知られていない過去の事実がこうして広く世界の人々に認識されればと思い、ランディーさんのサンセットの家へ相談しに行ってきました。
「随分コンディションがいいし、興味深い!」とランディーさんのひとまずOKもらってきました。
7月の半ばにはオークションでさらに面白い展開が待っているはず!


そうそうこのパッケージの人物
「****・*****」に似ていると思うんだけれど?誰だか分かりますかね?と尋ねると

フィル・エドワース!」
やっぱり大先生。絵を見て即答でした!


写真みてみたいですよね・・・・
今日はアップできないので、日本に帰ったらまた!

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